英彦山豊前坊高住神社

 豊前豊後・豊国の総鎮守

社伝によりますと、御祭神は豊前豊後の国の守り神として、もと鷹巣山に祀られ、人々の病苦を救い、農業や牛馬・家内安全の神として古くから崇められ、社殿は遠く継体天皇の御代(約1500年前)藤原恒雄によって創建されたと伝えられています。

 

また、当神社は豊前坊天狗神としても有名で、欲深く奢りに狂った人には天狗を飛ばせて子供をさらったり、家に火をつけたりして慈悲の鉄槌を下し、心正しく信仰する人には家来の八天狗をはじめ統べての天狗を集めて願いを遂げさせ、其の身を守ると伝えられてきました。英彦山豊前坊天狗は九州の天狗群の棟梁格と云われています。

 

境内の石鳥居は元禄十年(1698)、青銅の神牛は天保九年(1839)に寄贈され、ともに五穀豊穣、牛馬・家内安全を祈願して田川郡の大庄屋六人が住民を代表して奉納したものです。人畜の病める部分を振替えてもらうよう、その部分をなでる風習が言い伝えられています。




高住神社公式ブログ

平成29年 4月度のご案内
豊前坊周辺桜開花情報 4月中下旬  -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-   町営バスの運行については 町役場まちづくり課・施策推進係0947-85-5965 厳冬期はタイヤチェーン携行・冬用タイヤ着用のうえお越し下さい    ご祈願案内 お一組さまごと祈願いたします 出張祭典で不在時もありますので、なるべくご予約ください 厄除祈願・家内安全・商売繁昌・業務安全・社業繁栄 交通安全・試験合格 その他御祈願承ります 予約・お問い合わせは・・・ 高住神社社務所 0947(85)0073    ◆英彦山豊前坊高住神社公式サイト http://buzenbou.jimdo.com/ 公式サイトでは神社の歴史由緒、祭事案内など、 ブログでは季節の情報(開花・紅葉情報や積雪状況)を更新してゆきます。 不定期更新ではありますが、参拝や観光の目安にお役立てください。
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平成29年春季大祭・柴燈大護摩修法、斎行いたしました
3月20日の春分の日、春季大祭・柴燈大護摩修法が斎行されました。   春は秋の紅葉シーズンと比べ、落ち着いた雰囲気の中での祭典。 氏子総代や参拝者参列の元、厳粛に祭典が執り行われました。     さて、いよいよ柴燈護摩供です。 春の護摩焚きは彼岸の最中とあって、護摩木に先祖供養など書かれる方も多く、人の数だけ様々な願いが護摩に託されます。   一連の作法に基づき、入峰、山伏問答、表白文奏上と続きます。       本殿より受け渡された御神火を護摩壇へ点火するといなや、もうもうと白煙が上がり始めます。 以前、宗教学者から聞いた話では、修験の護摩は煙が意味を持つとのこと。 天と地を繋ぐように立ち昇らせるその煙を龍になぞらえると、むかしどこかで聞いた覚えがありますが・・・ その作法と流れに加持や調伏などの意味が込められているので、ひとつひとつに着目すればまた違った心持ちで参加できるかも知れません。   うねる煙に巻かれようとも止まない読経に呼応するかのように、盛んに燃え上がる炎。         そぼ降る小雨など意に介さず、盛大に、勇壮に行われた柴燈護摩。 秋と違い、さほど人も多くないのでひとりひとりが有意義な時間が過ごせたのではないでしょうか。    次回は秋の11月3日(文化の日)となります。 秋は紅葉登山・観光シーズンと重なり、駐車場が大変混雑します。 北岳登山にお越しの方は、別所駐車場・鷹巣原駐車場に駐車され、町営バスでお越しくださいますようご協力お願いいたします。 北岳経由で奉幣殿へ下山する際はバス利用のほうが車に戻るためには便利です。 年に数度しかない祭事ですので、登山者のみなさまのご協力で豊前坊駐車場の参拝者開放になにとぞご協力ください。   今回の春の大祭にご参拝くださいました方々、また柴燈護摩にご尽力いただきました山伏のみなさま、祭事を支えてくださったご奉仕のみなさまに、厚く御礼申し上げます。  
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豊前坊信仰について

    《今川水源》

当神社は豊日別神を始め五柱の御祭神を祀り、豊国(豊前豊後)の開拓神として両国の国境に祀られました。


境内を流れる滝沢は津野・赤村を経て京都平野を潤し、周防灘へとそそぐ今川の源流であり、生活に欠かせぬ水の源として流域の人々から水分(みくまり)の神・農業神として信仰されてきました。

田畑の五穀豊穣を祈り、水害旱害・虫害に遭わぬよう田植時期に参詣して札を受けてゆく習わしが今も受け継がれています。

今川水源 獅子の口

 

また、“今川水源獅子の口”から流れる湧水は、霊峰から湧き出づる御神水として、北九州をはじめ遠近より多くの方が四季を通じて汲みに来られます。

 

  《牛馬信仰》

農作と深く関わる信仰から、農耕牛馬の守り神として牛馬安全の信仰がうまれました。

その信仰は“豊前坊さま”として豊前豊後はもとより筑前・筑後へも伝わり、信仰の名残が小社や石碑として各地に点在しています。

高住神社掛軸(※現在はなし)


時代の推移とともに畜産・酪農家の崇敬を集め、江戸後期に奉納された青銅の神牛像のほか、酪農組合によって洋牛像が奉納されるなど、牛にまつわる伝統が受け継がれています。

日田酪農部会奉納 乳牛像

  《山岳修験》

社殿が創建される以前は豊前窟と称す山岳信仰の岩窟行場として英彦山四十九窟・第十八番に数えられ、入峰修行の要所でありました。

柴燈大護摩修法 秋の峰入り
(添田町歴史的風致認定)

 

英彦山が天台系別格本山となり霊山として愈々盛え出すと、彦山権現信仰とともに豊前坊信仰が興り、防火(火災不起)などの信仰を集めるようになりました。

こうした信仰が重なり、神仏判然令以降、高住神社と社号を改めながらも引き継がれ今日に至っています。

現在の社殿は窟前にせり出すように建てられ、後背に聳える青巌屏風には天然造形の天狗岩が豊前坊の象徴として篤い信仰を集めています。

天狗岩